社会進出や、景気悪化で「結婚できない女性」が増えているなんて話題はよく耳にする話。でもほんとうは、それよりも「結婚できない男性」が増殖していることのほうがよっぽどこわいということに気がついているだろうか?
筆者はついこの間、その「闇」を覗いてしまった女の一人である。休みの日、夜8時ごろに「男性何人かで飲んでいるから来ないか」と誘われた。今後仕事で関わる際に支障が出ても嫌だったので急遽美人の友人二人を呼び出して、その飲み会へと向かったわけである。ここで不思議な事が起きた。
今回は、その時のことを例として、結婚に適さない男の特徴をお話ししよう。
500円の男たち
相手の男性たちはみんな30代の勝ち組で、高身長、男前、高収入のいわゆる「結婚市場においては超エリート」だった。だが、20代のノリがよく美人で育ちのよい女性たちを前に「会計500円ずつもらっていい?」と言い出したのだ。
私たちが気に召さなかったのだろうか? それであれば、納得がいく。でも友人はその後男性陣全員にデートに誘われたと報告を受けなおさら謎を呼んだ。500円いるか……? その500円を出させるなら気前良く払った方が男らしいのに。
「男としてのプライドはいったいどこへ?」(ちなみに女性陣の一人は学生である)。
”500円”は男のプライドと比較してどのくらいの価値があるのだろうか。もし結婚したい、彼女がほしいと思うのなら「プライドの価値」は正しく学ぶべきだろう。その男性陣が全員彼女なしで未婚なことに納得した一件であった。
逆に威圧系のプライドしか持たない男
今度は有名企業の第一線で活躍している方たちとの飲み会での話。彼らは、その飲み会の最中、女性陣と会話せず飲みの場にいる後輩を説教し始め「仕事のできる男たちはどういうものか」を説き始めた。
「説教している、持論を展開すること=カッコいい、モテる」と勘違いして男たちもいる。女の前で20歳も年下の男の後輩に説教し始め一気飲みを強要する男のどこがかっこよいのか……。
女性陣はしらけはじめ男のジョークに一切笑わなくなり説教は1時間にも及んだ。坊主の説法かよ。
私たちは俗に言う「何を言っても空気が冷える」合コンのあの地獄に突入したのである。無駄な説法が合コンの神様の機嫌を損ねたのだ。
その場にいた筆者以外の女性陣は、ビジネスにおける礼儀や男のルールなど知らないので全く話を聞かずに生ハムをひたすら食べていた。一方私は冷え切った空気をどうにかするためひたすら笑って質問をし続けたのだが地獄から抜け出すことが出来ず、カルーアミルクをしこたま飲んでなぜか二日酔いになった。
まさしく金に冷静すぎる男たちと、上下関係に情熱を燃やす男たちの間で女はいつも揺れている。ともかく「プライドに関して残念な男たち」が増殖し続ける限り、それに比例して結婚できない女性も増えるといえるだろう。
新しく出会った男性の「男のプライド」があなたに向けて愛情のあるものなら安心してもいいと思う。金がないのに彼女の誕生日プレゼントを頑張ったせいで毎日お茶漬けを食う男や、あなたがくすっと笑えるような「変なプライド」ならかわいいものだ。でも、だれかを不愉快にさせる「プライド」は決して何も生まないということを筆者は未婚の男女にお教えしたい。
女性はプライドがなさ
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